大宮製油の混合ごま油で太宰がいた頃の味に出会える

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太宰が大宮に来た昭和23年の頃、大宮駅前に立つと、いつも大きな煙突からもくもくと立ち上る白い煙が見えました。大宮製油の工場の菜種を煮る煙でした。いわゆる大宮のランドマークとなっていたのです。
こちらでは古くから菜種油とごま油を販売していましたが、最近になり、その2種のブレンドものの油が登場しています。太宰が来た頃は物資も乏しく、純然たるごま油が手に入りにくかったため、菜種油を混ぜていた、その味を再現したのだそうです。
太宰が住まいとしていたのは、天ぷら屋の「天清」を営む小野澤清澄さん、もちろんお店で揚げる油は大宮製油より仕入れていました。
つまりこのブレンド油で天ぷらを揚げれば、太宰がいた頃の味が楽しめるというわけ。ぜひお買求め頂き試してみませんか?

私はこの品を「太宰ブレンド」と勝手に呼んでいます。ようやく浸透してきた。。。